本文へスキップ
← ブログ一覧に戻る

切り抜きで稼ぐ

切り抜きの始め方。未経験から最初の1本を出すまでの5ステップ

公開日: 4分で読めます著者: 因幡匠瞬

「切り抜きを始めたい。で、何からやればいいの?」。この記事はその質問だけに答えます。

僕は切り抜きの制作チームとコミュニティを運営していて、未経験から始める人を何人も見てきました。

この記事の結論:最初の1本を出すまでの手順は、5ステップに整理できます。順番にやれば、特別な機材も経験も要りません。

未経験から最初の1本を出すまでの手順です。 未経験から最初の1本を出すまでの手順です。

そもそも切り抜きで「稼げるのか」を知りたい人は、先に仕組みの記事を読んでください。この記事は「やる」と決めた人向けです。

ステップ0:道具を揃える(お金はほぼかからない)

必要なものは2つだけです。

  • 編集ソフトが動くPC(高スペック不要。動画が再生できれば始められる)
  • 編集ソフト(無料のもので十分。縦型動画と字幕機能に対応していればどれでもいい)

高い機材を買う必要はありません。道具を揃える段階でお金を使うのは、この世界では遠回りです。上達してから必要を感じたものだけ買えばいい。

ステップ1:素材を決める。「公認されているか」を最初に確認

一番大事なステップです。切り抜きは他人の配信・動画を素材にするので、その配信者が切り抜きを公認しているかを必ず確認してください。

  • 配信者が「切り抜きガイドライン」を出しているか
  • 収益化のルール(分配の条件など)が明記されているか

注意:公認外の素材で作るのは、労力が全部無駄になるリスクを抱えることです。逆に、制作の仕事として受ける場合は、権利関係が整理された素材が渡されるので、この心配はなくなります。

ステップ2:見どころを探す。時系列で見ない

素材の配信を頭から順番に見て「面白いところ」を探すのは、実は間違いです。プロは「冒頭3秒に置ける一番強い瞬間」から逆算して探します。

  • 大きなリアクション、意外な一言、結論が出る瞬間を探す
  • その場面が15〜60秒で文脈が完結するかを確認する(配信を見ていない人にも伝わるか)
  • 「さて、それでは〜」のような前置きから始まる切り方はしない

最初は「ここ面白い」と思う場面に付箋を貼る感覚で、候補を3〜5個リストにしてください。

ステップ3:型どおりに編集する

最初の1本で独自性を出そうとしないでください。型どおりに作るのが最短ルートです。

  1. 冒頭:一番強い瞬間を頭に置く(時系列を組み替える)
  2. 字幕:全編に付ける(ショートは音声オフで見られることが多い)。読みやすいサイズと色で
  3. テンポ:無音・間延びした部分をカットする
  4. 長さ:15〜60秒に収める

上手い人の切り抜きを1本決めて、構成を真似るのが一番早い練習です。どこで切ってるか、字幕をどう出してるか、何秒で場面が変わるか、観察して同じように作る。真似は恥ずかしいことではなく、型の学習です。

ステップ4:投稿して、1本目の現実を知る

投稿先(YouTube Shorts / TikTok / Instagram Reels)に出します。縦型・字幕付きで作っておけば同じ素材を複数の場所に出せます。

そして正直な現実を書いておくと、最初の1本は数時間かかります。慣れた人が30分で作るものに、最初は半日かかることもある。ここで「自分には向いてない」と思うのが、一番多い挫折ポイントです。

でも、かかる時間は本数とともに確実に縮みます。型が手に馴染むからです。1本目の遅さは才能の問題ではなく、全員が通る通過点です。

制作時間は本数とともに確実に縮んでいきます。 制作時間は本数とともに確実に縮んでいきます。

ステップ5:振り返って、次を作る

投稿したら、数字と自分の感覚で1つだけ振り返ります。「冒頭で止まってもらえたか?」

最初から再生数は伸びません。それが普通です。見るべきは「前の1本より良くなったか」だけ。3本、5本、10本と作るうちに、編集速度と選定の目が両方育ちます。

あわせて読みたい切り抜き編集の練習法。上手い人の「真似」から始める4週間メニュー

挫折しやすいポイントと対策

挫折ポイント 対策
1本目に時間がかかりすぎて心が折れる 全員通る道と知っておく。2本目は必ず速くなる
何が面白い場面か分からなくなる お手本を観察する。自分の「面白い」を疑いすぎない
数字が伸びなくてやめたくなる 最初の10本は練習と割り切る。比較対象は他人ではなく前回の自分
1人で続かない 一緒にやる環境に入る(後述)

最後の「1人で続かない」が、実は一番多い脱落理由です。僕が運営するU Familyのクリッパー部は、作り方ガイド・お手本・案件ボード・ランキングを揃えて、この最初の反復区間を仲間と超えるための場所として作っています。

よくある質問

スマホだけで始められますか?

スマホの編集アプリでも作れますが、字幕作業の効率がPCと大きく違います。本気で続けるならPC推奨です。

顔出しや声出しは必要ですか?

不要です。切り抜きは素材の編集なので、自分が映る必要はありません。

最初の1本は何を作ればいいですか?

「自分が好きでよく見ている配信者」の公認素材が最適です。文脈を知っているので見どころ選定が速く、完成の喜びも大きい。知らないジャンルから始めるのは難易度が上がります。

まとめ

  • 道具はPCと無料ソフトで十分。機材にお金を使わない
  • 素材は公認されているかを最初に確認
  • 見どころは冒頭3秒から逆算。編集は型どおり
  • 1本目が遅いのは全員同じ。10本までは練習と割り切る

稼ぎの仕組みはこちらの記事へ。1人でやり切る自信がない人は、U Familyのクリッパー部という選択肢もあります。

因幡匠瞬

因幡匠瞬(しょうま)

U Family運営・株式会社U.ai代表。切り抜き制作を仕組みで回しながら、 稼ぎたい人が最初の一歩を踏み出せる場所を作っています。

U Familyに参加する →