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切り抜きで稼ぐ

切り抜き動画の作り方。素材選びから投稿まで、1本目を出す手順

公開日: 5分で読めます著者: 因幡匠瞬

「切り抜き動画って、具体的にどういう手順で作るの?」。この記事は、その質問に工程表で答えます。

この記事の結論:切り抜き動画は①素材選び(許可確認)→②見どころの抽出→③編集→④タイトル・サムネ→⑤投稿と振り返りの5工程で完成します。

僕は切り抜きの制作チームとコミュニティを運営していて、この工程を回すのが日常です。なお、「切り抜きを仕事としてどう始めるか」という進路の話は始め方の記事に書いたので、この記事は純粋に1本を作る作業手順だけに絞ります。

1本目を出すまでの工程の全体像です。 1本目を出すまでの工程の全体像です。

全体像:5工程と時間の目安

工程 やること 最初の目安
① 素材選び 公認された配信から素材を決める 30分〜
② 見どころ抽出 使う場面の候補を3〜5個出す 1時間〜
③ 編集 カット・字幕・テンポ調整 数時間
④ タイトル・サムネ 見られる入口を作る 30分〜
⑤ 投稿・振り返り 出して、1つだけ振り返る 30分〜

最初の1本は、合計で数時間〜半日かかります。全員そうなので、遅くても気にしないでください。

① 素材選び:許可の確認が最初で最重要

まず、どの配信を切り抜くかを決めます。ここで絶対に飛ばしてはいけないのが許可の確認です。

  • 他人の配信を無断で切り抜くのはNG。 配信者が切り抜きを公認しているかを必ず確認する
  • 「切り抜きガイドライン」を公開している配信者・チャンネルの素材だけを使う
  • ガイドラインには収益化の条件や禁止事項(切り抜き方の制限、投稿先の指定など)が書かれていることが多い。作る前に全部読む

注意:確認できないなら、その素材では作らない。これだけは例外なしです。無断の切り抜きは削除リスクがあるだけでなく、配信者との信頼を最初から失う行為なので、かけた労力が全部無駄になります。

もうひとつの選定基準は、自分がよく見ている配信者を選ぶこと。文脈を知っているので、次の見どころ抽出が段違いに速くなります。知らないジャンルから始めると、ここの難易度が跳ね上がります。

② 見どころの抽出:時系列で見ない

素材が決まったら、使う場面を探します。コツは、配信を頭から順番に見て「面白いところ」を探さないこと。「冒頭3秒に置ける一番強い瞬間」から逆算して探します。

  • 大きなリアクション、意外な一言、話のオチや結論が出る瞬間をマークする
  • その場面が15〜60秒で文脈が完結するかを確認する。配信を見ていない人が途中から見ても伝わるか、が基準
  • 候補は3〜5個リストにして、一番強いものから作る

ここで良い場面を選べていれば、編集が多少荒くても見てもらえます。逆に場面選びが弱いと、編集をどれだけ磨いても伸びません。工程の中で一番目利きが出る部分ですが、本数をこなせば確実に育つ部分でもあります。

③ 編集:型どおりに作る

編集は、やることを分解すると3つです。

  1. カット:使う場面だけ残し、無音・間延びを詰める。冒頭には一番強い瞬間を置く(時系列は組み替えていい)
  2. 字幕:全編に付ける。音声オフで見る人が多いので、字幕がないと内容が伝わらない。1画面に読み切れる量で区切る
  3. テロップ調整:サイズ・色・位置を整える。装飾より「読めるかどうか」が先

1本目から独自性を出そうとしないでください。上手い人の切り抜きを1本決めて、構成を真似るのが最短です。どこで切っているか、字幕をどう出しているか、観察して同じように作る。スマホだけで作る場合の具体的な工程はCapCutでの作り方に分けて書きました。

④ タイトルとサムネ:クリックされる入口を作る

編集が終わったら、タイトルとサムネイルを用意します。ショート動画はフィードに流れてくるのでサムネの影響は横型動画より小さめですが、タイトルは検索と関連表示に効きます。

  • タイトルは一番強い瞬間を言葉にする:「何が起きるか」を隠しすぎず、見る理由を1つ示す
  • 配信者の名前を入れる:ファンが検索で見つけられるようにする
  • 煽りすぎない:中身と釣り合わないタイトルは、離脱と信頼低下になって返ってきます

タイトルを付けるときの3つの基準です。 タイトルを付けるときの3つの基準です。

⑤ 投稿と振り返り:確認するのは1つだけ

投稿先(YouTube Shorts / TikTok / Instagram Reels)に出します。縦型・字幕付きで作ってあれば、同じ動画を複数の場所に出せます。ただし、元配信のリンク明記や投稿先の指定など、ガイドライン側にルールがある場合はそちらに従ってください

投稿したら、振り返りは1つだけでいいです。「冒頭で止まってもらえたか」。最初から再生数は伸びないのが普通なので、他人と比べる必要はありません。見るのは、前の1本より良くなったかどうかだけです。

あわせて読みたい切り抜き編集のコツ7選。再生が止まる動画と流される動画の差

よくある質問

1本目はどのくらい時間がかかりますか?

数時間〜半日が普通です。慣れた人が30分で作るものに、最初は半日かかることもあります。ただ、かかる時間は本数とともに確実に縮みます。1本目の遅さは才能の問題ではなく、全員が通る通過点です。

編集ソフトは何を使えばいいですか?

無料のもので十分です。スマホならCapCutで完成まで作れます。手順はCapCutの記事にまとめました。

作った切り抜きはどうやって収益になるんですか?

制作の仕事として受ける、収益分配の仕組みに乗る、自分のチャンネルを育てる、の3経路があります。どの道でも、まず1本作れるようになることが前提です。お金の流れの詳細は仕組みの記事に書きました。

まとめ

  • 工程は素材選び→見どころ抽出→編集→タイトル・サムネ→投稿の5つ
  • 最初で最重要は許可の確認。公認された素材以外では作らない
  • 見どころは冒頭3秒から逆算して探す。編集は型どおりに
  • 振り返りは「冒頭で止まってもらえたか」の1つだけ

1本目を出すと、2本目からは全部の工程が速くなります。そして正直に言うと、この最初の数本を1人で作り切るのが一番の難所です。僕が運営するU Familyのクリッパー部には、作り方ガイド・お手本・実際の案件が流れてくるボードがあって、1本目からコミュニティの中で実践できます。1人だと不安な人は、選択肢のひとつとして覗いてみてください。

因幡匠瞬

因幡匠瞬(しょうま)

U Family運営・株式会社U.ai代表。切り抜き制作を仕組みで回しながら、 稼ぎたい人が最初の一歩を踏み出せる場所を作っています。

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